【あの日のごはん】土鍋でつくる、残りものスープパスタ

昨日のご飯は鍋だった。と言っても、寄せ鍋ではない。いただきもののちょっといいかつおだしとちょっといい豚肉をメインに、野菜もたっぷりと入れてつくった豪華な鍋。お供には白ワインを開けて、少し贅沢な食卓を楽しんだ。

そして翌朝の今日、夫婦二人分にしては多かった鍋が残っている。どうするかぼんやりと考えながら、夫に昼ご飯のリクエストを聞いてみると「スープパスタ」と返事。スープパスタ。なんとかこの鍋を利用して作れないだろうか?

そういえば、先日取材した飲食店で、かつおだしをトマトスープに活用しているメニューがあった。アレ、すごく美味しかったな。トマトの酸味がほどよく消えて、まろやかなやさしい味わいになっていた。

よし、この残りを使って和風のトマトスープパスタをつくってみよう。幸いいいだしを使っているし、いつものだしでつくるより美味しくなるかもしれない。ちょっとやんちゃかもしれないが、残りが入った土鍋でつくってみることにした。

まずは鍋の残りに水と塩を少し足して火にかける。具材は昨日の残りに、冷蔵庫に残っているしめじを加えた。あたたまってきたらパスタを加えて、茹でつつ煮込む。パスタが少し柔らかくなった頃にカットトマトを入れて、さらに煮る。パスタが食べられる柔らかさになったら、完成。

早速食べてみると、ちょっとだけトマトの酸味が目立つような感じがした。あれ、この間食べたあのまろやかなトマトスープとは違うな?何かもう一工夫必要だっただろうか。ちょっと失敗だったかも……

しかし、半分、いや三分の二くらい食べた頃だろうか。トマトとだしが調和し始めたのか、やわらかいまとまった味わいになってきた。これは美味しい。たぶん、もう少し煮込んだ方がよかったのだろう。今度つくるときは、もう少し加熱時間を増やしてみることにしよう。

昨日の鍋は美味しかったし、贅沢だったし、昨日と今日のご飯を比べてみたら、何となく昨日の方が主役級で、今日のご飯は脇役な気がする。でも、残り物で、しかも土鍋でつくったスープパスタに、なんとなく愛着が沸いている。

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